アストロラーベ島(Astrolabe Island)
南緯63°08′ 西経62°36′

南極半島北端から西へ約25kmにある長さ5km、標高560mの島で、デュモン・デュルビル探検隊(フランス1837~40年)が発見し、乗っていた船アストロラーベ号の名を付けたものです。

アストロラーベ島

ブランズフィールド海峡に面した海岸には波の静かな時のみ上陸可能です。ごつごつした岩と崖の間をゾーディアックでクルーズすると水に出入りするヒゲペンギンや割れ目で営巣するギンフルマカモメ、そしてユキドリなども見られるでしょう。

ヒゲペンギンの営巣地

また、花崗岩の上はウェッデルアザラシが昼寝をしたり換毛期を過ごしたりするお気に入りの場所で、12月頃のまだ雪がある頃には20~30頭が集まる事も珍しくありません。なかには10分以上も寝言を言いながら寝ているのもいます。

 

◆アストロラーベ島で見られる動物達◆

 

ⒸRlindblad150808