グラハム・パッセージ(Graham Passage)
南緯64°24′ 西経61°31′

南極半島の中程、ゲーラーシェ海峡北端と半島側のヒューズ湾南端近くにあって、南極半島とブラフ島に挟まれた狭い水路です。

グラハム・パッセージ

それまで半島に繋がっていると考えられていた場所に水路があり、それを最初(1922年)に通過した捕鯨キャッチャーボート、グラハム号に因んで名付けられました。両岸を氷河に覆われた狭い水路の北側のヒューズ湾側には海流の関係でオキアミが湾内に集まるらしく、捕鯨時代から良く知られた場所です。ザトウクジラの群れが協力してバブルネット漁法をする様が度々見られます。

ザトウクジラの群れ

天気が良ければ、外甲板に出て水路の両側の景色をぜひお楽しみください。 

 

◆グラハム・パッセージで見られる動物達◆

©Rlindblad191227