ゴーディン島(Gourdin Island)
南緯63°12′ 西経57°18′

アンタークティック・サウンドの入り口近く、南極半島の北端に浮かぶ小島群中最大の島でデュモン・デュルビル探検隊(フランス1837-40年)により発見され、旗艦アストロラーベ号海軍少尉の名をつけたものです。

ゴーディン島

唯一上陸可能な北西海岸は流氷が吹き寄せられたり、うねりが高かったりして上陸できないこともあります。しかし、ここはアデリーペンギン(14,334番)、ゼンツーペンギン(568番)、そしてヒゲペンギン(3,282番)の三種類のペンギンの繁殖が一度に見られる貴重な場所でもあるのです。

三種類のペンギン

もちろん、空にはミナミオオフルマカモメが、海の中にはヒョウアザラシといった天敵も待ち構えています。視界が良ければ、ガレキの急斜面を登った上からの南極半島北端部とアンタークティック・サウンドに浮かぶ巨大氷山両方のすばらしい景色がおすすめです。ここでは卓状氷山を背景にした三種ペンギン勢ぞろいの写真も夢ではありません。

卓状氷山

 

◆ゴーディン島で見られる動物達◆

 

ⒸRlindblad150808