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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

ストロムネス(Stromness)

シャクルトンがエレファント島に取り残された隊員の救助を求めた有名な捕鯨基地。

 

 

サウスジョージア島の伝説的なストロムネス

ストロムネスは、おそらくサウスジョージア島で最も有名な捕鯨基地です。探検家アーネスト・シャクルトンと彼の2人の隊員、トム・クリーンとフランク・ワースリーが、エレファント島に取り残された探検隊の隊員の救助を求めたのもこの捕鯨基地でした。

 

ストロムネス、シャクルトン・トラバース、エンデュランス号沈没事故

シャクルトン号のエンデュアランス号がウェッデル海で氷に押しつぶされた後、彼とその乗組員は小さなオープンデッキの救命ボートを使ってエレファント島を目指しました。その後、シャクルトンと5名の隊員は、この6m救命ボートでサウスジョージア島まで1,336kmの航海を行いました。

その後、彼らは救助を求めて、ホーコン湾からストロムネスまでサウスジョージア島の山岳地帯を36時間かけて横断しなければなりませんでした。このハイキングはシャクルトン・トラバースと呼ばれ、その一部は私たちと一緒に歩くことができます。

2022年3月5日、サウスジョージア島のグリトビケンでシャクルトンが埋葬されてから100年目の日に、ウェッデル海でエンデュアランス号が発見されました。発見された場所まで航行することはできませんが、私たちのウェッデル海の旅は、エンデュアランス号が沈んだ場所の近くを航行することが多いです。

 

ストロムネス周辺の見どころ

他の捕鯨基地と同様、アスベストや不安定な建物の危険性から立入禁止区域があります。しかし、この区域外の浜辺に上陸して周囲を散策し、その大きさを確かめることもあります。

その他、近くにあるシャクルトンの滝へのハイキングや、前述のようにシャクルトンのルートの最後の部分(フォーチュナベイへの、またはフォーチュナベイからの)に沿ったハイキングも可能です。周辺からは、捕鯨基地周辺の物資輸送に使われていた線路を見ることができます。

 

 

【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】

 

 

 

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