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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

動物相

動物相(FAUNA)

 

イワトビペンギンの数は、個体数160万と推定された1950年代後半から94%減少しています。この急激な減少は、栄養豊富な収束地帯が南方移動によって引き起こる食糧不足に起因しています。しかし、島はキンメペンギンのための重要な繁殖地として残っています。

 

キャンベル島は、ミズナギドリの繁殖にとって重要であり、その中でも地球規模で絶滅の恐れのあるアホウドリの種がいくつかあります。ここは、ミナミシロアホウドリがほぼ全体の個体数を保持し、キャンベルアホウドリのための唯一の営巣地です。残存種のアンティポデスアホウドリも非常に安定した個体数が島に生息しています。海岸や沖合の小島に広がっているすべてのアホウドリはハイイロアホウドリです。

 

かつて大量に見つかったハイイロミズナギドリは、ネズミによる補食で大幅に減少しました。現在地球規模で絶滅の恐れのあるノドジロクロミズナギドリは、沖合の島々の中で見ることができます。ネズミのいない外の島々は、幅広い鳥類が生息しています。

 

このニュージーランドの地域は特に鵜分類群が豊富で、群島にはこの地域に特有のノドオビムナジロウとキャンベルコガモが生息しています。

 

(南極旅行/ロス海・亜南極6-4)