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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

エヴェン族(EVENS)

別名
ラマット

居住地区
北ハバロフスク地方、マガダン州、カムチャツカ、Koryakskiy、西チュコフスキー、北と東ヤクーツクなど広く広がっています

公用語
エヴァン語:西、中央、東方言のグループ
• 筆記: オルスク(Olsk)方言に基づいています。
• 広く広がっている:ヤクート

公用語の所属
アルタイ諸語族、ツングース系-満州人語グループ

伝統文化
伝統的に半ば遊牧をし、主にトナカイの狩猟と小規模なトナカイの牧畜をしています。コリャークと混ざった小さいグループが海洋哺乳類の狩猟をしています。今日では定住或いは、半ば遊牧をしています。

民族地理学
エヴァンス族は、北ロシアで2番目に大きなツングース語を話す人々の集まりです。ヤクート、チュクチ、コリャーク、ユカギルなど他の先住民と混ざり、居住地が広がっており、国の州を作る際に障害になりました。広く民族的に混在した定住地域では、それぞれの先住民の言語が殆ど残っていません。

エヴァンス族の人口の約半分は、北東ヤクーチアに少数民族として住んでいます。残りのエヴァンス族は、西チュコフスキーやコリャクスキー(Koryakskiy)、マガダン州、ハバロフスク地方の北部に住んでいます。中央カムチャツカに小さな植民地があります。

生活様式と田舎の人々
エヴァンス族の文化は、伝統的にトナカイの遊牧と小動物の牧畜、狩猟文化です。
小規模なトナカイの牧畜は、内陸部や北シベリアのエヴァンス族の基本的な職業です。
毛皮動物の狩猟や夏に川へ漁に出かける長い旅行の間、トナカイは移動手段として使われ、遊牧生活はエヴァンス族の牧畜文化にとって重要です。1930年に始まったソビエトの集団農場化以来、遊牧民は定住するように強制され、社会の様式や文化のアイデンティティが崩壊しました。

遊牧民を復活させるための現代的な傾向と、それに関連した生活パターンと社会構造が追求されています。狩猟は重要な仕事です。狩猟の対象動物は主にトナカイ、マウンテンシープ、毛皮動物は特にリスです。猟犬も質が高いことで有名です。

川の漁は、伝統的に重要で、価値のある魚は、ホワイトサーモン、チョウザメ、オムリ、 ムクスン、シベリアン・コクチマスです。

南部では牛の畜産と農業が導入されていますが、オホーツク海のエヴァンス族の間では、河口でのカラフトマス(Humpback Salmon)やサケ(Dog Salmo)、アザラシ漁が一般的です。

(北極旅行/極東ロシア9-6)