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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

高い高山地帯

高い高山地帯(Upper Alpine Zone)

 

背の高いイグサ/ハーブの群は、植生の高山モザイクの中を占めており、イグサのMarsippospermum gracile(通称:アルパインラッシュ)やBulbinella rossii(通称:ロスリリー)によって(季節毎)支配されていますが、広い範囲に草、広葉草本、地衣類、コケ植物類が密集し、芝の下を形成します。島の300mを超える大部分のブロンズグリーン色(青銅のような緑色)は、この群を支配している植物によるものです。放牧動物の排除に伴い、ジャイアントエンペラーデイジーやAnisotome antipoda、背の低いスチルStilbocarpa polaris(マッコーリー島のキャベツ)が一般的に構成しています。

 

この場所の他の群には、維管束植物に保護された岩棚を持つ地衣類や苔が占めるフォールフィールドや絶壁となり、Isolepis aucklandicus、Centrolepis pallida、Coprosma perpusillaの亜種やPhyllachne colensoiや低地にあるイグサのRostkovia magellanica、Juncus scheuchzerioidesによる赤く湿った特徴的なラッシュランドなどクッションやマットの種類の湿ったクッションの沼地を含みます。

 

(南極旅行/ロス海・亜南極6-3-3)