南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

クジラとアザラシ

クジラとアザラシ(Whales and seals)

 

南極近海には、クジラとアザラシの2種類の海洋哺乳類が生息しています。
 
 
クジラ(WHALES)

 

クジラはハクジラとヒゲクジラの2種類に分かれています。ハクジラは名前の通り歯が生えており、主にイカや魚を捕食します。有名なマッコウクジラはハクジラの中で最大の大きさを誇ることで知られています。ハクジラは他にも60種類以上が発見されており、大きさは様々です。最も小さな種ではマッコウクジラの1,000分の1ほどの体重しかない種もいます。ハクジラの中にはイルカなども含まれており、ペンギンやアザラシ、クジラなどを捕食する事で有名なシャチもこの中に含まれています。

 

シロナガスクジラやザトウクジラの様なひげクジラは繊維質の髭の様な歯を使い、プランクトンや小魚を漉すように捕食します。ミンククジラは最も個体数の多いヒゲクジラで、南極近海で見かける事が出来ます。南極の海に生息するクジラの殆どは、冬の間北の暖かい海域に移動します。南極が冬の間は温暖な海域で繁殖し、南極に春が訪れる頃にまた戻ってきます。

 

ザトウクジラ

 
アザラシ(SEALS)

 

南極にはアザラシやアシカなどの、鰭脚類(ききゃくるい)が生息しています。似通った外見の彼らを見分けるには耳に注目しましょう。耳がついている方がアシカ、付いていない方がアザラシです。アザラシやアシカは主に魚やイカ、オキアミなどを捕食します。中にはペンギンや他のアザラシを捕食するヒョウアザラシの様な種類もいます。南極に住むアザラシやアシカは、クジラやペンギンの様に、脂肪の層や毛皮で南極の寒さから身を守っています。

 

ヒョウアザラシ

 

アザラシやアシカは通常、水中で生活しており、繁殖や休憩、換毛の時にだけ陸上に上がってきます。また、南極に生息する6種類の中4種類は氷上に生息しており、繁殖も氷上で行います。南極に生息する、ヒョウアザラシやロスアザラシは単独行動を好みますが、ウェッデルアザラシやカニクイアザラシは小さな群れを作って生活しています。南極北部ではナンキョクオットセイとミナミゾウアザラシが浜辺にコロニーを形成しています。彼らは、オスがハーレムを作ります。そのため、オスは繁殖期の間、ハーレムを守るために、海へ採餌に行くことは無く、冬のうちに蓄えた脂肪を消費して生活します。アザラシやアシカ、オットセイは毎年繁殖を行います。子供を生み落とした後に交尾をしますが、不思議なことに受精するのは交尾から半年後になってからです。

 

ナンキョクオットセイ

 

(南極旅行/ポセイドン南極読本7-3)