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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

マユグロアホウドリとハイガシラアホウドリ

この似ている2種類はワタリアホウドリより小さくて、翼幅は210㎝です。
数はマユグロアホウドリが75,500番、ハイガシラアホウドリが47,800番で、世界総数の半分以上がここで繁殖します。
両種とも漁業の混獲と餌の減少と考えられる原因により数が減りつつあります。
時には両種が混じって、断崖の上や急斜面に群れで営巣します。
巣は泥と草を固めた直径約30センチ、高さ45㎝位の円筒形です。
ここまではよく似ていますが、繁殖には違いがあります。
マユグロアホウドリの子育ては毎年一羽ずつですが、ハイガシラアホウドリの子育ては1ヶ月ほど長くかかり、産卵は2年後です。
この違いは、マユグロはオキアミを主食とし、ハイガシラは栄養的にはより低いイカを食べている事が原因です。

(南極旅行/サウスジョージア島15-3)