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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

炭素循環

炭素循環(CARBON CYCLE)

 

現在、大気中の二酸化炭素の前例のない増加は、約1700 ADの産業革命以来の化石燃料の燃焼の結果です。以前は二酸化炭素吸収源に閉じ込められていた二酸化炭素の大気への余分な放出は、自然循環の一部ではなく、気候変動に対する現在の懸念の理由です。地球の歴史のさまざまな時期に、炭素循環のさまざまな部分の重要性のレベルが異なり、地圏に貯蓄される量とそれらの間の動きは非常に異なります。たとえば、3億6千万年前から2億9900万年前までの石炭紀は、二酸化炭素が木や木のような植物に捕獲されていました。そして、酸素のない状態で置かれ、最終的には地球が今日持っている石炭鉱床となりました。

 

40億年以上前の地球のごく初期の大気、非常に高いレベルの二酸化炭素(CO2)と70℃達する可能性のある温度があり、地球が冷えて海が形成されたため、この炭素は最初に海に溶解し、次に炭酸塩岩として堆積しました。初期の大気と現在の間に、大気中の二酸化炭素と地球の温度は、ともに変動しました。時に、極地は、非常に生産的である一方、赤道は、高温のために陸上のほとんどの植物や動物にとってほとんど住む事ができませんでした。またある時には、赤道は今のように熱帯で緑豊かで、極は氷に覆われて不毛です。気候にこのような影響を与えたのは二酸化炭素だけではありませんが、果たすべき重要な役割を持っています。太陽の黒点と太陽に対する空間内の地球の位置(ミランコビッチサイクル)は、サイクルに従い、地球に到達する日射量に影響を与えるため、気温と気候にも影響を与えます。火山活動や雪/氷に覆われた表面の反射率などの他の要因も影響します。

 

したがって、過去の特定の時間に温度が変動した理由を理解することは簡単ではありません。

 

(南極旅行/ロス海・亜南極10-8)