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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

アシナガウミツバメ類

アシナガウミツバメが採餌するときは水面近くをダンスでもするように、時々足を水につけて小さな甲殻類や魚をつまみます。
踊るように見えるのは空中でエネルギーをなるべく使わないための手立てです。
サウスジョージアでは3種類のアシナガウミツバメが営巣していますが、アシナガウミツバメ(Wilson’s storm-petrel Oceanites oceanicus)が最も広く分布しており、数も多いです。少数のクロハラウミツバメ(Black-bellied Fregetta tropica)とヒメアシナガウミツバメ(Grey-backed storm-petrels Garrodia nereis)も岩の割れ目や巣穴にいます。
鳥の大きさの割には卵が大きく、7週間と言う抱卵期間は通常より長いと言えます。
アシナガウミツバメは冬になると北大西洋に渡ります。

(南極旅行/サウスジョージア島16-7)