南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

音響ワークショップ(Acoustics Workshop)

クジラ、アザラシ、海鳥など、極地の動物たちの魅力的な音を探し、録音し、分析する魅力的なオーディオワークショップです。

 

北極・南極の野生動物の鳴き声を探そう

南極や北極は素晴らしい景色で溢れていますが、そこで聞くことのできる動物の鳴き声はどうでしょう?ヤンソニアス号またはホンディウス号での航海中、極地の野生動物の不思議な鳴き声を探し出し、録音し、解釈する科学者の指導によるインタラクティブなオーディオワークショップを楽しむことができます。

 

最新の機器を使って、驚くべき動物の鳴き声をとらえる

音響ワークショップの目的は、水中と水上の極地動物が発する音を録音し、分析することです。録音する動物は、クジラ、アザラシ、ペンギン、海鳥などです。例えば、ゾディアックボートでクジラに近づき、ハイドロフォン(水中マイク)を1〜2個、水中に下ろします。

ハイドロフォンホルダーには水中カメラも搭載し、透明度や条件が許せば、クジラの映像を撮影することも可能です。

 

北極や南極の野生動物が歌う魅惑の歌をデジタル録音

私たちは、アナログ・デジタル変換器と結合した増幅器を使って、聞こえてくる音を録音し、その信号を直接ノートパソコンに記録します。これらのシステムは、ナガスクジラやザトウクジラなどの大型ヒゲクジラが使う低周波から、シャチやイルカが使う超音波クリック音までカバーすることができます。

イルカの超音波クリック音は、高周波信号を私たちの可聴域に変換する特殊な検出器を通して再生することで聞き取ることができるのです。映像信号の記録には、Elgato Video Captureというソフトを使用しています。

運が良ければ、アザラシの鳴き声も同じように録音することができます。また、ペンギンや海鳥の鳴き声をデジタル保存できる携帯型サウンドレコーダーで録音することも可能です。また、カメラを使って発声や映像を記録し、後で分析することも可能です。

 

水中と水上の動物の鳴き声を分析し解釈する

音声ファイルの解析には、Audacityのような無料の解析ソフトを使用しています。録音された動物の鳴き声の周波数構造、相対的な振幅、時間持続時間、そして鳴動率に着目しています。

ロッドに取り付けた2つのハイドロフォンを使えば、クジラに対する水平方向(セットアップの右または左)または垂直方向(表層または深部)の方位を知ることができます。ビデオファイルの解析には、iMovieやWindows Movie Makerを使用します。

映像のスピードを上げたり、下げたり、映像のサウンドトラックに私たちが録音した音声を追加することもできます。イルカの鳴き声であれば、音声解析ソフトで私たちの可聴域まで速度を落としたり、超音波探知機でリアルタイムに鳴き声を再現したりします。これらの検知音は、対応するビデオ録画にクリップすることができます(可能な場合)。

 

【北極旅行/オーシャンワイド北極の手引き】 

 

 

 

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